日本神経免疫学会

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2014-1-30

抗AQP4抗体(ELISA法)測定の保険収載と本法を用いた視神経脊髄炎診断の留意点について

 平成25年11月に抗アクアポリン4(AQP4)抗体が保険収載(1000点)されました。保険はELISA法を使用し視神経脊髄炎の診断を目的に検査した場合に算定されます。
 本邦においては、抗AQP4抗体の測定にはAQP4遺伝子を導入した細胞を用いたCell Based Assay (CBA)法が使用され、特定の施設で検査が行われてきましたが、ELISA法では、これらのCBA法が陽性であっても、陰性を示すことがあります。
 ELISA法が陰性であっても、臨床的に視神経脊髄炎を疑う場合には、CBA法での確認試験をお願いします。



抗MuSK抗体測定の保険収載について

 平成25年11月に抗MuSK抗体が保険収載(1000点)されました。RIA法を用いて測定されますが、いくつか注意点があります。
 抗AChR抗体(900点)と抗MuSK抗体(1000点)の同時算定はできません。両方を同時に提出した場合、「主たるもののみ算定する」ことになっていますので、1000点だけが認められることになります。
 もう一点は、「重症筋無力症の診断(治療効果判定を除く)を目的として測定した場合に算定できる」と記載されていますので、治療後の測定は認められない場合があり得ることに留意が必要です。

以上

平成26年1月30日
平成26年6月16日 更新

日本神経免疫学会 理事長 吉良潤一    
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